青森県の小学校の学力
文部科学省が発表した小学校6年生対象の学力テストの調査結果を見ると青森県の学力は相当高いものとなっています。
上位の都道府県は秋田県(1位)、福井県(2位)、青森県(3位)、富山県(5位)となっており小学国語A,小学国語B,小学算数A小学算数Bとも3位か4位で全体的に高得点を採っています。
全体的には北陸、東北が上位を占めており、逆に東京や大阪等の都市が低い結果となっています。
ただ、青森県の場合でも問題があるようで、地域により落ち込んでいる所もあるようです。
また、学校別に見ると家庭の所得の加減によっての差が発生しているようで、教育に関しても格差の問題が出ています。
青森県独自の取り組みとして小学校第5学年、中学校第2学年の児童生徒を対象に、学習状況調査を実施しており、この調査結果から、思考力や表現力、学習習慣の育成といった、共通する問題を洗い出しこれを各教科の具体的な授業の改善方法、学習意欲、学習習慣の育成のために役立てています。
青森県教育委員会でも、課題の共通理解、校内外の協力指導体制の整備・強化、教育課程の編成と多様な指導等の方針を持って学力アップのために行動しているようです。
これらの事より、児童の学力を上げる為には学校や家庭が別々に努力しても結果が伴なわないように感じられ、やはり地域全体で学力アップの事を考える必要があると思われます。
青森県の小学校の廃校事情
青森県だけの問題ではないのですが、学校の廃校が年々増えているようです。
過去10年で廃校となった小学校は北海道が178校、東京が118校、新潟が110校で次に青森の81校となっており、4番目の多さとなっています。
廃校となる理由としては、児童数が減少している事で、減少する理由としては高齢化に伴う少子化と若い方が都市に集中する事による過疎化が大きな原因となっているようです。
また、市町村等の統廃合に伴ない廃校となるケースもあります。
中でも過疎化による廃校が最も多く、全体の6割を占めています。
過疎化による児童の減少は、1次産業を中心とした地元の産業が衰退しており、これにより人口減少が起こっていて、それに伴なって児童数も少なくなっています。
高齢化に関しては、総人口的には減少率は少ないのですが、高齢者と児童数を比較した場合、圧倒的に高齢者の方が増えており、児童数が減少しているようです。
また、廃校になった学校の利用に関しては、学校は地域にとって象徴的な意味合いを持つ場合が多いので、廃校になった学校を様々な形で再利用されており約8割の学校が再利用されているとのことです。
再利用方法としてはテレビドラマや映画で、雰囲気を演出するために廃校を利用しているようです。
ただ再利用する場合は問題があり、国庫補助金を受けて造った学校を学校教育以外の施設として再利用する場合は文部科学大臣の承認が必要で、国庫補助相当額を国に納付する転用手続が必要となっており自治体の思う通りに再利用するのは難しいです。